悪い癖 2005 6 6
本日の新興市場を見てみると、混戦模様となっています。
これは、今日の日経平均株価が、低空飛行しているからでしょう。
さて、また悪い癖が出ていると思います。
それは、新興市場の銘柄の動きを、日経平均株価に連動させることです。
これは、無意味な上に、不必要な注文が増えてしまいます。
日経平均株価が急落したので、あわてて、持ち株を売った。
しかし、日経平均株価が、底固い展開から、上昇を始めたので、
あわてて、注目株を買った。
しかし、また日経平均株価が急落しそうだったので、
買ったばかりの注目株を、あわてて売ってしまった。
ところが、日経平均株価が急落しそうだったのに、切り返してしまった。
「しまった」と思って、また注目株を買い直した。
これでは、不必要な注文が増えて、
証券会社のコンピュータは、パンクし、
証券取引所のコンピュータも、パンクするでしょう。
少なくとも、新興市場においては、
日経平均株価を見ながら売買するのは、やめましょう。
これは、誰にとっても、損です。
個人投資家も、証券会社も、証券取引所も。